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 掲載されました 「スピード合格!介護福祉士直前対策」P.123 より抜粋 【pdf:掲載ページはココ】

~介護施設でニーズが高まる音楽療法士~


例えば、高齢者の音楽療法では、昔、患者が親しんだ季節の歌を歌ったりするだけでなく、草花や風鈴といった季節物を使い、患者と対話をしながらすすめていきます。また、手遊び歌を取り入れたり、打楽器などを使った合奏を通して、対象者のその日の状態や能力に合わせて、心理的、身体的に音楽を通して語りかけていきます。普段はあまり言葉を発せず、表情がなくなった高齢者でも、歌唱活動によりコミュニケーション能力が向上し、笑顔が戻り、身体機能も維持・改善でき、生活の質も高まってくるといいます。
音楽療法士には、対象とする領域の広さから音楽ばかりでは無く、生理学・看護学・心理学・福祉学など多岐にわたる知識と、観察力・感性そして経験が必要です。

  音楽療法の草分け的な教育機関、東京国際音楽療法専門学院が埼玉県川越市にあります。音楽療法のプロを専門的に育成する、日本で唯一の音楽療法の単科専門養成機関として知られています。
授業内容は、歌唱伴奏法などの音楽技術や知識、心身医学・社会福祉学・発達心理学などの理論に加え、豊富な臨床実習なども組み込まれた音楽療法士資格取得のためのカリキュラムになっています。


最近では、現場で必要性を感じた、介護福祉士、看護師、教師、理学療養士などの有資格者が入学を希望してくるケースも目立ってきていることから、働きながらでも音楽療法の技術が学べるミュージック・ケアワーカー学科を来春から開設することで話題をよんでいます。 
また、音楽系や医療系の学校や大学などでは、時代のニーズに合わせて、音楽療法の専門コースを新設するところも増えてきています。
介護施設でも質の高いケアを求め、積極的に音楽療法を取り入れるところも増えてきており、音楽療法士への期待も高まっています。
しかし、日本では音楽療法はまだ健康保険がきかないのが現状で、日本音楽療法学会をはじめとした関連団体では、国家資格化をめざし日々研究を続けています。


  成美堂出版サイト http://www.seibidoshuppan.co.jp 

 

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